「好きな人がいること」5話ネタバレ・感想 切ない二つの嘘

花火大会当日。

冬真は家で、オムバーグを作っていた。

美咲に見つかり、慌てて隠す冬真。

今日は、学校の試験だった。

試験がんばってね、と言う美咲に冬真は、あいまいに返事をする。

夏向が自転車に乗っていると、前から楓が歩いてきた。

無視してすれ違おうとする夏向。

「知ってたんだね、わたしがボストン行ってないこと。」

すれ違いざまに楓は言った。

たまたま東京で見かけたという夏向。

千秋のために黙っていたことをわかっている楓は、「いい兄弟だね。」と夏向に言う。

「うらやましいな、元気でね。」と楓は笑い、歩き出した。

浴衣を着て、待ち合わせ場所で千秋を待つ美咲。

一人で立っている美咲から少し離れた場所で、千秋はスマホで美咲の写真を撮った。

千秋に気がつく美咲。

「浴衣似合うね。」と千秋は褒めてくれた。

出店のものを食べたり、二人で写真を撮ったりとずっと笑顔の二人。

花火の時間になった。

その頃、夏向は冬真といっしょにいた。

「今頃、兄ちゃんと美咲ちゃん楽しんでるかな、花火。」

「どうする?付き合うことになって帰ってきたら?」と冬真。

一瞬、夏向は表情を変えるも、「どうもしねぇよ。」と笑った。

 

「あの・・・花火が始まる前にお話ししたいことがあるんです。」

美咲は、花火の前に、千秋に告白しようとしていた。

「なに?」と千秋。

なかなか言い出せない美咲に、千秋は、どうしたの?と優しく問いかける。

「わたし・・・千秋さんのことが・・」

美咲が言いかけたとき、鬼ごっこをしていた子どもがぶつかってきた。

タイミングを失って、言えなくなってしまった。

飲み物買って来るね、と千秋は一人で買いに行く。

一人たたずむ美咲に、男がぶつかってきた。

「あれ?きみ、楓の知り合いだよね?」と怖そうな見た目の男。

その男は、連絡がつかなくなった楓を探しているよう。

今夜この町を出ると言っていたことを美咲は告げる。

「友達なのに行き先知らされていないんですか?」と美咲は尋ねる。

男は、楓と友達ではなく、もっと深い関係だと笑ってタバコをふかした。

花火が良く見える場所に、千秋は美咲を連れて行ってくれた。

もうあたりはすっかり暗くなっていた。

美咲は何かを考え、千秋の話も入ってこない。

レストラン、Sea Sonsで一人仕事をする夏向。

突然店のドアが開き、男が入ってきた。

その男は、さっき美咲とぶつかった男。

「すみません、今日休みなんですけど。」と夏向。

「楓いるー?」と男は強引に店に入ってきてタバコをくわえた。

あの人のなんなんですか?と男のタバコを取り上げた夏向。

「いいこと教えてあげようか。」と男は笑った。

千秋と美咲は、人ごみから離れた場所まで歩いてきた。

「で?話って?」と美咲に尋ねる千秋。

千秋に花火に誘われてから、すごく楽しみで夜も眠れなかった、と美咲。

「言ったら、この日が終わっちゃう気がして・・・」

「何を?」

「・・・楓さん、今夜この街を出るんです。」

「さっき、楓さんのお兄さんに会いました。」

「聞いたんです。本当のこと・・・。」

「楓さん、千秋さんと別れてから、仕方なくクラブで働き始めたんです。」

「お兄さんの借金、返すために。」

楓の兄は、千秋からもお金を借りようとしていたらしく、千秋に迷惑をかけたくなかった楓は千秋に留学に行くと嘘をついて離れたのだという。

やっと借金を返し終わった楓は、千秋とやり直すために戻ってきた。

でもまた兄が現れて、また千秋のために街を出る、と美咲は話した。

「楓さんのところに行ってあげてください!」

「でも・・」と千秋。

「わたしのことは気にしないでください!」

東京の友達が今夜こっちに来ていて、いっしょに花火を見ようと言われている、と美咲は嘘をついた。

友達から電話がかかってきたふりをする美咲。

「・・・ごめん・・・。」千秋は立ちあがり、走り出した。

美咲はケータイを耳から離す。

そのとき美咲の後ろで花火が上がった。

花火で盛り上がる人々の中、必死で走る千秋。

駅で電車を待つ楓。

「楓!!」

ちょうど電車が到着したとき、千秋は楓のもとに走ってきた。

「・・・なんで?美咲ちゃんは・・・?」

「・・・ごめん、気づいてやれなくて・・・。」

「なにか勘違いしてない?」と楓。

わたしは千秋のその自分のせいに思うところがイヤで別れた、と楓は言った。

「わかったんなら早く美咲ちゃんのところに戻りなよ!」楓は声を荒げる。

千秋は楓のほうをみたまま動かない。

「ごめん。」

「なんで千秋が謝るの!?」

「行きなよ!早く!!」

動かない千秋の胸を楓は叩く。

「ごめん、辛い思いさせて・・・。」

楓は泣きだした。

千秋は、楓を抱きしめた。

美咲は一人座り、千秋が美咲のために敷いてくれたハンカチを握り締めた。

美咲は花火の前で下を向く。

「なに泣いてんだよ。」

声のほうを振り向くと夏向だった。

「・・なんで・・」

「てか、泣いてないし。」

何しに来たの?と美咲。

「おれも楓さんの兄貴に会った。全部聞いた。」

どんだけバカ正直なんだ、と夏向。

「なぐさめにきてくれたんだ。」

「べつに。」

本当は楓のことを知っても自分と一緒にいてくれることを1%ぐらい期待していた、と美咲。

「ばかだよね、ガラでもない浴衣とか着ちゃってさ。」

「あんたが言ったとおりだよ、いい年してみっともない・・・」

「悪くねーじゃん、思ったより。」と夏向。

「なんでこんなときに優しいこと言うの。」と美咲は泣いた。

「好きな人がいるってさ・・・こんなに苦しいんだね・・・」

「行っちゃた・・・千秋さんいなくなっちゃた・・・」

夏向は美咲の肩を抱き寄せた。

「おれがいんだろ。」

「おれがそばにいてやるよ。」

6話ネタバレ・感想。

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5話感想

今回はそれぞれの気持ちが交錯していて、なかなか切ない回でした。

今までで一番引き込まれて観たかもしれないです。

千秋、間に合ってよかったね。ちょうど電車が来たときに間に合うのは、ドラマの定番のシーンですねw

というか、千秋は美咲の気持ちに気がついていたんじゃないのかなー?

今までの美咲の言動でわからないなんて鈍すぎますよね。

千秋はこのまま楓とくっついてしまうんでしょうか。

でも、わたしは楓が、美咲に千秋をとられたくないあまりに、友達にしようとしたり、わざとキスを見せたりしたことが何となくいまだにひっかかります・・・

千秋への想いが強かったことはわかるんですが、どうしても楓の本性を見た気がして。

このまま千秋は楓とヨリを戻し、美咲は夏向とくっつく・・・のかな?

意外な展開で、結局美咲は最後に千秋とくっつくのも面白いと思うんだけどな~。

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